刊行物詳細

神野紗希 句集『光まみれの蜂』

2012年04月05日

 

実力・人気ともに高い若手俳人の待望の第一句集。
俳句と出会った16歳のときから現在まで、等身大の青春を鋭く捉えた256句。
初期句集『星の地図』の作品も一部再録。
 
「神野紗希には、勿体ぶったことばや飾り立てたことばが自分に似合わないことがわかっている。『光まみれの蜂』はそんな安心を予感させる」(宇多喜代子)
 
●収録句より
起立礼着席青葉風過ぎた
寂しいと言い私を蔦にせよ
光る水か濡れた光か燕か
青嵐ピカソを見つけたのは誰
ここもまた誰かの故郷氷水
コンビニのおでんが好きで星きれい
 
●装画:中島梨絵 ●装丁:鈴木久美
●四六判・並製・スリーブ入・164頁
 
●神野紗希(こうの さき)プロフィール
1983年、愛媛県松山市生まれ。
1999年、俳句甲子園をきっかけに、俳句を始める。
2002年、第1回芝不器男俳句新人賞坪内稔典奨励賞受賞。
2004―2010年、NHK-BS「俳句王国」番組司会を務める。
現在、お茶の水女子大学博士後期課程在籍。

 

 

 

 

◆荻原都美子句集 『翼日(よくじつ)』

「石蕗」主宰の第三句集。
平成11年から22年年までの、
508句を収録。

 

「都美子さんは更に自らの作句力を伸ばし、自由さを増している。一つは父上の荻原映雱さんの死を送るとともに『石蕗』を継ぐことにより、主宰者としての自覚の念が強まったこともある」

(有馬朗人「序」より)

 

●収録句より
横向きの知恵の女神よヒヤシンス
蔵書家の父の机の水中花
流れ星見やればニライカナイへと

 

●序:有馬朗人
●見返画:山形八郎 ●装丁:田中淑恵 
●四六判・上製・函入・220頁