刊行物詳細

宇野皓三 句集『青山河』

2012年12月26日

 

数え歳傘寿を迎えた著者の、今生ただひとたびの人生の尊さを詠んだ、第三句集。

 

●収録句より

初雪やなにはともあれ雪見酒

切れぎれに歌の端出づる柚子湯よし

過ぎてゆく日々の愛しき福壽草

わが性は神田の生れ釣忍

寂寞と午後の夏野に点となり

手袋のまま握手して別れけり

木枯や月の破片の夜の河

背後より見るわが行く年のさまざまを

父祖の地訪はば大和宇野郷青山河

雪を着て名もなき山の男映え

 

●装丁:鈴木久美

●四六判・上製・カバー装・376頁

 

●宇野皓三(うの こうぞう)プロフィール

公認会計士。

朝日監査法人(現・有限責任あずさ監査法人)における最終職務として、第4代理事長、第2代会長を務める。