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【決定のお知らせ】第39回角川源義賞

2017年10月20日

(タイトル)【決定のお知らせ】第38回角川源義賞
(本文)
第38回角川源義賞は、[文学研究部門]を10月6日に、[歴史研究部門]を10月12日に、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにおいて選考会を行い、下記の受賞作が決定いたしました。
第38回 角川源義賞[文学研究部門]
川平敏文氏 『徒然草の十七世紀―近世文芸思潮の形成日本中世境界史論』(岩波書店刊)
◇選考委員:安藤 宏・揖斐 高・原岡文子・三浦佑之 (敬称略/50音順)
(書影)
第38回 角川源義賞[歴史研究部門]
塩出浩之氏 『越境者の政治史―アジア太平洋における日本人の移民と植民』(名古屋大学出版会刊)
◇選考委員:石上英一・黒田日出男・高村直助・藤井讓治(敬称略/50音順)
(書影)
◇贈呈式は、2016年12月6日(火曜日)。午後5時より、ホテルメトロポリタンエドモント(東京・飯田橋)にて、第14回角川財団学芸賞、第3回城山三郎賞と同時開催いたします。
◇表彰は、各賞とも賞状・記念品ならびに副賞100万円。
【受賞者略歴】
川平敏文(かわひら としふみ)氏
1969年生まれ。
九州大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。熊本県立大学准教授を経て、現在、九州大学大学院人文科学研究院准教授。主な著書に、『近世兼好伝集成』(編注、平凡社、2003年)、『兼好法師の虚像―偽伝の近世史』(平凡社、2006年)、『江戸の文学史と思想史』(共著、ぺりかん社、2011年)、『東アジアの短詩形文学―俳句・時調・漢詩』(共編、勉誠出版、2012年)、『江戸文学を選び直す―現代語訳付き名文案内』(共著、笠間書院、2014年)ほか。1998年、柿衞賞。2000年、『鳬舟子閑寿は青木鷺水に非ず―和学者覚書』ほかの研究により第26回日本古典文学会賞。本賞受賞の『徒然草の十七世紀』は、第24回やまなし文学賞[研究・評論部門]も受賞。
塩出浩之(しおで ひろゆき)氏
1974年生まれ。
東京大学教養学部卒業。同大学大学院総合文化研究科地域文化専攻博士課程修了。博士(学術)。法政大学文学部非常勤講師、琉球大学法文学部専任講師・准教授を経て、現在、琉球大学法文学部教授。著書に『日本史リブレット 岡倉天心と大川周明』(山川出版社、2011年)。主な論文に
「征韓・問罪・公論―江華島事件後の対朝鮮政策をめぐるジャーナリズム論争」(『日本政治史の新地平』、吉田書店、2013年)、「1880年前後の日中ジャーナリズム論争―琉球併合・アジア・相互イメージ」(『対立と共存の歴史認識―日中関係150年』、東京大学出版会、2013年)、「北海道・沖縄・小笠原諸島と近代日本―主権国家・属領統治・植民地主義」(『岩波講座 日本歴史 第15巻 近現代1』、岩波書店、2014年)ほか。

第39回角川源義賞は、[文学研究部門]を10月18日に、[歴史研究部門]を10月12日に、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにおいて選考会を行い、下記の受賞作が決定いたしました。


第39回 角川源義賞[文学研究部門]

佐々木孝浩『日本古典書誌学論』(笠間書院刊)

◇選考委員:安藤 宏・揖斐 高・原岡文子・三浦佑之 (敬称略/50音順)


 

 

第39回 角川源義賞[歴史研究部門]

上原兼善氏 『近世琉球貿易史の研究』(岩田書院刊)

◇選考委員:石上英一・黒田日出男・藤井讓治・三谷 博(敬称略/50音順)


 

◇贈呈式は、2017年12月13日(水曜日)。午後5時より、ホテルメトロポリタンエドモント(東京・飯田橋)にて、「第15回角川財団学芸賞」と同時開催します。なお、「第4回城山三郎賞」は、今回「該当作なし」で決定しています。

◇表彰は、各賞とも賞状・記念品ならびに副賞100万円。


【受賞者略歴】

佐々木孝浩(ささき たかひろ)氏

1962年2月、山口県生まれ。

慶應義塾大学文学部卒業。同大学院博士課程中退。国文学研究資料館研究情報部助手、慶應義塾大学附属研究所斯道文庫助手・専任講師・助教授・准教授を経て、現在、慶応義塾大学附属研究所斯道文庫教授。博士(学術)。

主な著書に、『歌論歌学集成 第十巻』(共校注、三弥井書店、1999年)、『大島本源氏物語の再検討』(中古文学会編、共著、和泉書院、2009年)、『日本の書と紙―古筆手鑑『かたばみ帖』の世界』(共編、三弥井書店、2012年)ほか。1995年、第21回日本古典文学会賞受賞(「鞠聖藤原成通影供と飛鳥井家の歌鞠二道」ほか一連の研究に対して)。


上原兼善(うえはら けんぜん)氏

1944年、沖縄県那覇市生まれ。

琉球大学文理学部卒業。九州大学大学院文学研究科博士課程後期歴史学専攻中退。九州大学文学部助手、宮崎大学教育学部助教授、岡山大学教育学部助教授・教授を経て、2009年退職。現在、岡山大学名誉教授。博士(文学)。

主な著書に、『鎖国と藩貿易―薩摩藩の琉球密貿易』(八重岳書房、1981年)、『幕藩制形成期の琉球支配』(吉川弘文館、2001年/第30回伊波普猷賞)、『島津氏の琉球侵略―もう一つの慶長の役』(榕樹書林、2009年)、『「名君」の支配論理と藩社会―池田光政とその時代』(清文堂、2012年)ほか。本賞受賞の『近世琉球貿易史の研究』は、第59回日経・経済図書文化賞、第15回徳川賞も受賞。

 

 

*第15回角川財団学芸賞についてはこちら、第4回城山三郎賞についてはこちらをご覧ください。