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「第5回 大学短歌バトル2019 学生短歌会対抗 超歌合」──獏短歌会が初優勝

2019年03月06日

3月2日(土)、「第5回 大学短歌バトル2019 学生短歌会対抗 超歌合」の本選が行われ、獏短歌会が初優勝を飾りました。

なお、最優秀方人(かたうど=歌詠み/作者)には、京大短歌の金山仁美さん、最優秀念人(おもいびと=評者)には、team TOKUGAWAの落合きりさんが受賞しました。

 

 本選の結果は、下記の通りです。


【第5回 大学短歌バトル2019 学生短歌会対抗 超歌合】結果 (☆が勝利チーム)

【1回戦】判者:栗木京子、穂村 弘、小島なお
team TOKUGAWA(福岡女子短期大学 他) VS ☆獏短歌会(國學院大學 他)
☆九大短歌会 VS 京大短歌  
宮崎大学短歌会 VS ☆大阪大学短歌会
東北大学短歌会 VS ☆岡山大学短歌会


【準決勝】判者:栗木京子、穂村 弘、小島なお
☆獏短歌会 VS  九大短歌会
大阪大学短歌会 VS ☆岡山大学短歌会


【決勝】判者:栗木京子、穂村 弘、小島なお
☆獏短歌会 VS 岡山大学短歌会
<先鋒>「寺山修司」
☆獏短歌会:初谷むい/寺山修司知らないきみが手を広げ海だよと言う海がはじまる
岡山大学短歌会:大壺こみち/降ったっちゃ降ったけどって言いながら寺山修司の前髪の人
<中堅>「姿」
☆獏短歌会:武田穂佳/はじめての自転車姿何枚も撮る 恋がまだ元気なうちに
岡山大学短歌会:村上航/ぜったいにハンカチを忘れない君は自転車をこぐ姿勢がきれい
<大将>「春」
獏短歌会:乾遥香/口紅を塗りあうことの面映ゆく春から秋までは同じ年
☆岡山大学短歌会:藤原奏/自転車で踏むものすべて春になる 道のくぼみでがたんとゆれて

 

【最優秀方人】
金山仁美(京大短歌)
なんどでも笑えるどこからどこまでが恋文なのかわからぬ日誌
【最優秀念人】
落合きり(team TOKUGAWA)


本年度新設・特別賞(各判者賞)
【佐佐木幸綱賞】
神野優菜(九大短歌会)
わけがないと会えない人のせわしさの積もるばかりの雪に触れたい
【栗木京子賞】
竹村美乃里(大阪大学短歌会)
笑って笑って~と言われて笑うどこまでもみんな振袖からから歩く

 【穂村弘賞】

長友重樹(九大短歌会)
永遠に続く方眼上を這う立って遠くを見たら  這う
【小島なお賞】
小川優(大阪大学短歌会)
千年紀 人にまた人添わすのはハープを弦で矯めたるような

 

【エキシビションマッチ】題「武蔵野」/判者:佐佐木幸綱 
☆獏短歌会 VS 判者チーム
<先鋒>
獏短歌会:武田穂佳/なりたいものもなれないものもなくなって武蔵野プレイスきれいなばかり
☆判者チーム:穂村 弘/武蔵野の月のひかりよ原本の現存しないこの物語
<中堅>
獏短歌会:乾遥香/武蔵野に暮らせば武蔵野を知れるわけではなくて 曲がれば花屋
☆判者チーム:栗木京子/近代の男はよく泣きよく歩き春のあしたの武蔵野に消ゆ
<大将>
☆獏短歌会:初谷むい/北海道にもどっておいで武蔵野であなたの足が消えてる写真
判者チーム:小島なお/武蔵野は空だから空に建つ家に寝起きして今夜月を見ている

 

【過去の優勝チーム】
第1回(2015年)北海道大学短歌会
第2回(2016年)ここのつ歌会(西南学院大学、北九州市立大学、熊本大学連合)
第3回(2017年)岡山大学短歌会
第4回(2018年)早稲田短歌会
第5回(2019年)獏短歌会(國學院大學、日本大学、北海道大学連合)

 


優勝の獏短歌会(初谷むいさん、武田穂佳さん、乾遥香さん)


判者(佐佐木幸綱さん、栗木京子さん、穂村弘さん、小島なおさん)と出場者の皆さん