武蔵野樹林

角川文化振興財団

武蔵野樹林 表紙

vol.2 2019

  • 【雑誌コード】62632-73
  • 【発売日】2019年4月20日
  • 【定価】本体1,800円 + 税
  • 【発行】角川文化振興財団
  • 【発売】株式会社KADOKAWA
  • 【表紙撮影】東 花行

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03-3238-6465(角川メディアハウス)
https://www.kmh.kadokawa.co.jp/

武蔵野樹林とは?

「文化大国」でかつ「自然災害国」でもあるニッポンの未来は?

3万年の武蔵野台地から
自然と人のリアルな営みを探求する
現代のランドスケープマガジン。

旧石器時代、縄文時代から文化的生活が営まれていた武蔵野。
近代文学の発祥の地とされる武蔵野。大都市に水と農産物を供給してきた武蔵野。
雑木林や丘陵、水辺に多様な生命体が生存する武蔵野。
2020年、東所沢に「角川武蔵野ミュージアム」を開業する私たちは、この地の歴史、地形、風土、文化を学びなおすことから始めたいと思います。国木田独歩が見出した「人間と風景」の姿、300年以上持続する三富農法の「土と水」の循環、狭山丘陵の「自然といきもの」の共生を手がかりにして、新旧ハイブリッドな知の実学=新武蔵野学を発信してまいります。ご期待ください。

最新刊内容

  • 特集

    縄文の武蔵野

    縄文の武蔵野
    グラビア
    • 武蔵野自転車紀行 中島 歩

      • はじめに・・・小林達雄
      • 縄文時代の気候変動と武蔵野の地形・遺跡・・・安孫子昭二
        対談 武蔵野の縄文文化の源流・・・夢枕獏×小林公明
      • 武蔵野の縄文時代の植生・・・千葉敏朗
      • 武蔵野の縄文土器と岡本太郎・・・石井 匠
      • 野川と縄文人のくらし・・・文:林徹/絵:安芸早穂子
      • 縄文グルメ・・・山田康弘
      • 土器からたどる縄文人の食・・・渋谷綾子
      • 縄文時代の終焉・・・松木武彦
      • 中島歩さんと訪ねる所沢市立埋蔵文化財調査センター
  • 特集

    武蔵野と鉄道

    武蔵野と鉄道
    郊外というトポス
    • 武蔵野の鉄道史概説・・・今尾恵介
    • 砂利と軍事――武蔵野の廃線をたどる・・・今尾恵介
    • 私鉄近郊という〈場所〉  武蔵野の沿線文化の誕生とこれから・・・原 武史
      武蔵野の鉄道とわたし
  • 特集

    水はどこから来てどこに行くのか

    水はどこから来てどこに行くのか
    東京の上水と下水特集
    • 地理学者と読み解く武蔵野台地 玉川上水編・・・角田清美
    • それは川か下水道か・・・中村晋一郎
    • 小平市ふれあい下水道館・・・渡辺あきこ
    • 江戸の上水と下水・・・真下祥幸
    • 江戸・東京の水循環再生ビジョン・・・細見寛
    対談
    • 武蔵野デモクラシー 國分功一郎×長谷川裕
  • 狭山丘陵概略図 村松昭
  • 武蔵野の音 梨木香歩
  • 美術館とは何か 金沢21世紀美術館を訪ねて 黒澤伸 vs 神野真吾
  • フォトルポ 風景 福島流転 中筋純
  • 採録 萩原慎一郎歌集『滑走路』を読む──社会の詩学 姜尚中
  • 連載
    • はじまりの武蔵野学 赤坂憲雄
    • アトム子ちゃん武蔵野を行く 青木俊直
    • ニッポン終末風土論 宮台真司
    • 間に合う物語 アーサー・ビナード
    • 古層探偵 大澤信亮
    • 能のみかた 村上 湛
    • イエスと笑い 滝澤武人
    • 路村というかたち 松本富雄
    • 武蔵野検定 題・解説 伊東弘樹
    • 武蔵野俳壇・歌壇
    • 武蔵野樹林フォトコンテスト
  • 「千人くずはき」の記 角川歴彦
  • ところざわサクラタウンとは
  • 武蔵野ギャラリー 木村秀夫
  • 編集後記 次号予告

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