第 13 回
主催:公益財団法人 角川文化振興財団
特別協賛:株式会社KADOKAWA
第13回
結果発表!
第13回は、5680首の応募がありました。
自由題部門は、予備選考をおこなったうえで、選考委員3名に、特選6首、秀逸20首、佳作20首をお選びいただきました。
また、題詠部門では、各地の選者に都道府県ごとの審査を担当していただき、予備選考を経て、都道府県賞を決定いたしました。
そして、最終選考では、自由題・題詠両部門の選考委員選出作品、及び都道府県賞作品を選考対象とし、協議の結果、大賞、準賞、特別賞を決定いたしました。
今回は、10歳から97歳まで、日本国内はもとより、海外からも作品が寄せられました。
応募総数
0000首
自由題
0000首
題詠:題「火」
0000首
募集期間
2021年(令和3年)
7月25日〜12月20日
賞状・副賞10万円・トロフィー
理科室へ続く廊下が長くって
赤い消火器目印にする
和歌山県/中尾加代
賞状・副賞10万円・トロフィー
まだ少しこの世を覚えている祖母は
友理子と私を母の名で呼ぶ
東京都/野田鮎子
賞状・副賞3万円
地下鉄の駅の柱にウミユリの
化石静かに眠りつづける
北海道/伊藤 哲
開けるのはいつも私でさよならと
閉めるのは君ガラスの扉
青森県/志村 佳
賞状・副賞3万円
この島の最後の漁師たあ兄の
逝きて漁火供花のごとしも
山口県/澤井潤子
特別賞
軒先にイカ吊るされて人影なし
どの家も漁師の午睡の時間
島根県/川上富江
友は未だ技術者の責務果たさんと
原発廃炉で福島に在り
茨城県/大内 系
線香に火を灯しつつ懐かしむ
ちょっぴり辛い母の漬物
アメリカ/横田康子
しんしんと脳に雪降る徹夜明け
君への想い鋭角になる
北海道/中屋敷 歩
どの爪もうすももいろにつやめいて
片想いなんて自傷行為だ
東京都/鈴木すみれ
「生存者役」を首からぶら下げて
救出を待つ火災訓練
愛媛県/三浦将崇
象の鼻キリンの首のすべり台
下りて素肌に草原の風
青森県/木立 徹
火葬場の所員は縁のなき人の
喉の仏をやさしく拾う
埼玉県/高橋泰源
甘くない現実世界を生き残る
スタバのラテにはちみつを足し
大阪府/大橋謙次
※「WEB賞」はインターネットからの投稿作品に贈られます。
何もかもほっぽりだして軽率に
「泣ける映画」で泣いちゃいたい夜
宮城県/高橋花歩
「第13回角川全国短歌大賞」受賞作品(大賞・準賞のほか、各種特別賞・選者特選・秀逸・佳作・都道府県賞)は、月刊総合誌『短歌』2022年6月号に掲載しています。
なお、作品集『短歌生活2021年版』は、2022年7月中に応募者全員にお送りいたします。
募集期間(※現在は募集していません)
2021年
7月25日〜12月20日
選考委員
佐佐木幸綱
馬場あき子
永田和宏
都道府県賞選考委員
内田弘/高貝次郎/佐藤通雅/中根誠/外塚喬/秋葉四郎/林田恒浩/中川佐和子/三枝浩樹/米田憲三/田中章義/小塩卓哉/林和清/真中朋久/𠮷岡生夫/筒井早苗/井谷まさみち/池本一郎/竹安隆代/上川原緑/伊勢方信/平山良明
表彰
自由題部門 大賞(1名)
──賞状・副賞10万円・トロフィー
題詠部門 大賞(1名)
──賞状・副賞10万円・トロフィー
自由題部門 準賞(2名)
──賞状・副賞3万円
題詠部門 準賞(1名)
──賞状・副賞3万円
特別賞(審査委員会特別賞/角川文化振興財団賞/角川『短歌』編集部賞/WEB賞/奨励賞)
──賞状
選者特選/秀逸/佳作──賞状
都道府県賞──賞状
後援
株式会社ビクセン/株式会社ヤマト屋/株式会社タビゼン/深井醤油株式会社
北海道新聞社/東奥日報社/岩手日報社/河北新報社/秋田魁新報社/山形新聞・山形放送/福島民友新聞社/茨城新聞社/下野新聞社/上毛新聞社/埼玉新聞社/千葉日報社/東京新聞社/神奈川新聞社/新潟日報社/北日本新聞社/北國新聞社/福井新聞社/山梨日日新聞社/信濃毎日新聞社/岐阜新聞社・岐阜放送/静岡新聞社・静岡放送/中日新聞社/伊勢新聞社/滋賀報知新聞社/京都新聞/神戸新聞社/奈良新聞社/株式会社紀伊民報/新日本海新聞社/山陰中央新報社/山陽新聞社/中国新聞社/山口新聞社/徳島新聞社/四国新聞社/愛媛新聞社/高知新聞社/西日本新聞社/佐賀新聞社/長崎新聞社/熊本日日新聞社/大分合同新聞社/宮崎日日新聞社/南日本新聞社/沖縄タイムス社
主催
公益財団法人 角川文化振興財団
特別協賛
株式会社KADOKAWA