俳句 7月号

発売日:
2016年6月25日

定価:
920円(税込8%)

編集長:
白井奈津子

大特集は「平成VS江戸 夏の名句257」。平成と江戸、それぞれの夏の名句をエッセイとともに紹介します。特別対談は金子兜太・大峯あきらの両氏。一つのテーマで話したことはないというお二人が「存在者」、産土、現代の俳句界について語り合っていただきました。

今月のトピックス

口絵 俳人の愛した風景―尾崎放哉[小豆島]

尾崎放哉の〈海が少し見える小さい窓一つもつ〉をピックアップ。放哉は鳥取県に生まれ、亡くなるまで小豆島で暮らしました。型にとらわれない自由な俳句をつくり続けた放哉は、印象深い作品を多く遺しました。写真とともにお楽しみください。

大特集 平成VS江戸 夏の名句257

〈国家よりワタクシ大事さくらんぼ 攝津幸彦〉から〈焼きそばのソースが濃くて花火なう 越智友亮〉まで平成に詠まれた夏の名句と、国文学者・堀切実氏の解説による「江戸の夏の名句」など、平成と江戸の夏を比べます。「夏の月」に「涼」を感じていた時代から変化した季語観を名句とともに味わってください。

特別対談 金子兜太×大峯あきら「『存在者』をめぐって――それぞれの俳句観」

俳句界を牽引している金子兜太氏と大峯あきら氏の対談がついに実現! 「存在者」との出会いから、自身の体験談、季語観の違い、現代の俳句に足りないものなど、20ページにわたり熱く語っていただきました。(司会:宮坂静生)
今月の内容

大特集・平成VS江戸 夏の名句257

●平成の夏の名句18
遠山陽子/村上喜代子/松尾隆信/山下知津子/加藤静夫/名取里美/山根真矢/中内亮玄/福田若之


●私のイチオシ! 夏の季語
深見けん二/和田順子/曾根 毅


●江戸の夏の名句53
堀切 実


特別対談「存在者」をめぐって――それぞれの俳句観 金子兜太×大峯あきら (司会)宮坂静生

「造型の兜太」と「諷詠のあきら」―― 一見、相反する両俳人が産土での原体験をもとに俳句とは何かを語る必読対談!


シンポジウム「俳句にとって季語とは何か」

金子兜太/宇多喜代子/大串 章/長谷川 櫂/黛 まどか 司会:復本一郎


特別講座 類想からの抜け出し方(後編)

表現者としての矜恃を……星野高士


俳壇ニュース「第72回日本藝術院賞受賞」

宇多喜代子インタビュー
最新刊 角川俳句ライブラリー『俳句と歩く』 好評発売中!


充実の作品と好評連載!

作品

●特別作品50句……高橋睦郎
●特別作品21句……寺井谷子・三村純也
●第50回蛇笏賞 受賞第一作 21句……矢島渚男
●作品16句……角谷昌子・伊藤伊那男
●作品8句……金原まさ子・保坂リエ・千田一路・三田きえ子・岬 雪夫・船越淑子
●作品12句……奥名春江・村上喜代子・武藤紀子・今井 聖・稲畑廣太郎・鴇田智哉
●角川俳句賞作家の四季 夏……遠藤由樹子
●精鋭10句競詠……田口茉於・岡田一実・小野あらた

新連載

●今月の気になる季語……内田春菊

好評連載

●季語探訪 ゆたかなる日本のことば……宮坂静生
●虚子式・俳句上達法! 埋字で学ぶ五・七・五……岸本尚毅
●名言のウラ側(山本健吉)……岩井英雅
●今すぐ役立つ! 実作のための文語文法……佐藤郁良
●龍太の謎、幻の山河……高柳克弘
●合評鼎談……高野ムツオ・押野 裕・日下野由季

平成俳壇[題詠][雑詠]発表!

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次号予告

8月号 7/25(月)発売

次号は、大特集「名句に近づく! 推敲のいろは」を予定しています。「俳句の『窓』から――異分野との対話」ではゲストに落語家の古今亭志ん輔氏をお迎えします。

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