俳句 9月号

発売日:
2016年8月25日

定価:
920円(税込8%)

編集長:
白井奈津子

2大実用特集「小さなものを主役に詠む」「目指せば届く! 秀句の3条件――初心者からベテランまで」/特別寄稿「野口米次郎――俳句を世界に広めた人」木内 徹

今月のトピックス

口絵 俳人の愛した風景―富安風生[秋富士の紺の一点雲間に]

富安風生の〈秋富士の紺の一点雲間に〉をピックアップ。60代から毎年夏に山中湖・河口湖を訪れていた風生には富士山を詠んだ句が多く、昭和44年には『富士百句』を刊行しています。山中湖文学の森公園にある「俳句の館風生庵」では、風生の作品や愛用の品を見ることができます。風生の詠んだ富士山を写真とともにお楽しみください。

2大特集 小さなものを主役に詠む

小さなものは目立たない、地味なもの、と思われがちですが、ほんの少し目を凝らして見てみればそこにはとても豊かな世界が広がっています。見過ごされがちな小さなものに視点を置く、俳句ならではのものの見方を特集します。総論では岸本尚毅氏が古今の様々な小さなものの名句を解説。さらに8人の人気俳人たちが自分だけに見えるミクロな世界を披露する、小さな物好き必見の特集です。

2大特集 秀句の3条件

加藤耕子氏、齋藤愼爾氏、中村和弘氏ほか、全8名の執筆者が語る“秀句の条件”。秀句とは「内容が新鮮であること」「相応しいリズム」「実感のある句」……など、それぞれが考える“秀句”を、その条件を満たす例句とともに解説。秀句に近づく、実作のヒントが満載です!

特別寄稿 野口米次郎――世界に俳句を広めた人〔木内 徹〕

彫刻家イサム・ノグチの父で、詩人・小説家としてノーベル文学賞の受賞も期待された野口米次郎。世界ではじめて英語俳句を詠み、エズラ・パウンドら欧米の詩人に影響をあたえました。本企画はその功績に迫り、今や世界中で親しまれているHAIKUの黎明期に焦点をあてます。折しも7月22日に「〔俳句〕のユネスコ無形文化遺産をめざす発起人会」が開催。「俳句を世界遺産へ」の気運が高まる今、必読の特別寄稿!(発起人会の様子は『俳句』9月号ヘッドラインに掲載)。
今月の内容

2大実用特集・小さなものを主役に詠む

●総論 小さなものを詠むときの心得
岸本尚毅


●私に見える小さな世界
〈執筆陣〉千葉皓史/奥坂まや/四ッ谷 龍/谷口智行/高田正子/森賀まり/藤井あかり/小野あらた


2大実用特集・目指せば届く! 秀句の3条件――初心者からベテランまで

8名の俳人が語る「秀句」の条件とは
〈執筆陣〉加藤耕子/齋藤愼爾/中村和弘/すずき巴里/佐怒賀直美/山田佳乃/野口る理/黒岩徳将


特別寄稿「野口米次郎――俳句を世界に広めた人」

木内 徹


特別レポート

●俳句番組を世界へ発信……角谷昌子

●第4回 俳句特派員が行く! 「松山発! 俳句対局トーナメントin新宿」……岸本葉子


黛 執句集『春の村』特集

発刊によせて/自選20句抄/黛 執小論/一句鑑賞


充実の作品と好評連載!

作品

●特別作品50句……宮坂静生
●特別作品21句……大牧 広・山下知津子
●作品16句……横澤放川・石田郷子
●作品8句……松山足羽・永島靖子・宮地英子・松浦加古・大橋 晄・鈴木太郎
●作品12句……塩野谷 仁・千々和恵美子・戸恒東人・遠藤若狭男・福神規子・中岡毅雄
●精鋭10句競詠……吉田林檎・涼野海音

好評連載

●季語探訪 ゆたかなる日本のことば……宮坂静生
●虚子式・俳句上達法! 埋字で学ぶ五・七・五……岸本尚毅
●名言のウラ側(西東三鬼)……岩井英雅
●今すぐ役立つ! 実作のための文語文法……佐藤郁良
●龍太の謎、幻の山河……高柳克弘
●今月の気になる季語……内田春菊
●合評鼎談……高野ムツオ・押野 裕・日下野由季

平成俳壇[題詠][雑詠]発表!

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次号予告

10月号 9/24(土)発売

次号は、大特集「半径1メートルの世界を詠む」を予定しています。「俳句の『窓』から」では、西村和子さんが詩人・高橋睦郎さんを迎え、“表現とは”という根源的な話をしていただきました。

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