「写生が利いている」「俳味がある」……俳句を論じるときに何気なく使っている“俳句用語”の数々。それらの言葉のルーツを再確認しつつ、現代における意義を考える。
・写生「天の一方」……本井 英
・花鳥諷詠「虚子の信念」……三村純也
・軽み「良き齢を重ねる」……山尾玉藻
・俳味/俳諧味「詞卑しからず、心戯れたる」……朝妻 力
・滑稽「滑稽に潜む寂しさ」……山根真矢
窓際のゴーヤカーテン実は二つ
……ヘルマン・ファン・ロンパイ×高野ムツオ
今月の季語……遠藤由樹子
日本の鳥たち〈黄鶺鴒(キセキレイ)〉……大橋弘一
結社歳時記「陸」
俳壇ヘッドライン……奥の細道サミットin草加/第25回俳句甲子園/速報!第68回角川俳句賞選考会
「妄想俳画」……田島ハル
「俳句の水脈・血脈――平成・令和に逝った星々」……角谷昌子
「俳句の中の虫」……奥本大三郎
「現代俳句時評」……如月真菜
「漢字 四季折々」……笹原宏之
「昭和の遠景」……須藤 功
「文学的な、いくつもの武蔵野」……赤坂憲雄
「合評鼎談」……佐怒賀正美・望月 周・相子智恵
「令和俳壇」[題詠][雑詠]発表!
[題詠]選者……夏井いつき
[雑詠]選者……小林貴子/白岩敏秀/櫂 未知子/白濱一羊/成田一子/星野高士/朝妻 力/山田佳乃/井上康明/五十嵐秀彦
11月号
2022 November
10月25日(火)発売
大特集では第68回角川俳句賞選考会の模様を詳報。角川俳句賞の受賞者決定へと至る白熱の選考会の様子を掲載します。お楽しみに!
第2特集では「自選力を鍛える」を企画。「多作多捨」の「多捨」にあたる自選にフォーカスし、句会への出詠や賞への応募の場面に合わせた自選のコツを紹介します。
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