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角川文化振興財団主催

第2回「城山三郎賞」受賞作決定!!

2015年10月28日(水)、第2回城山三郎賞の選考委員会を、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ内「紀尾井 なだ万」において行い、下記のとおり受賞作を決定いたしました。

 

【受賞作品】

『ニッポンの裁判

瀬木比呂志/著 講談社/刊 [2015年1月発行]

< 選評, 受賞のことば >

 

【受賞者略歴】 

瀬木比呂志(せぎ ひろし)氏 

1954年、名古屋市に生まれる。東京大学法学部在学中に司法試験に合格。裁判官として東京地裁、最高裁等に勤務、アメリカ留学。並行して研究、執筆や学会報告を行う。2012年、明治大学法科大学院専任教授に転身。著書は、『絶望の裁判所』(講談社現代新書)、『リベラルアーツの学び方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)等多数。

 

◎城山三郎賞選考委員会は、以下の5作品を選考対象として審議し、授賞作を決定いたしました。(著者50音順) ◎=第1回受賞作
『記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞』門田隆将著(KADOKAWA刊)
『血盟団事件』中島岳志著(文藝春秋刊』
『天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い』中村 哲著(NHK出版刊)
『教誨師』堀川惠子著(講談社刊)
『原発ホワイトアウト』若杉 冽著(講談社刊)
◎城山三郎賞選考委員会は、以下の6作品を選考対象として審議し、授賞作を決定いたしました。
 (著者50音順)
『中尉』古処誠二著(KADOKAWA刊)
『ニッポンの裁判』瀬木比呂志著(講談社刊)
『行動する預言者 崔昌華 ─ある在日韓国人牧師の生涯』田中伸尚著(岩波書店刊)
『あなたを自殺させない ─命の相談所「蜘蛛の糸」佐藤久男の闘い』中村智志著(新潮社刊)
『昭和残影 父のこと』目黒考二著(KADOKAWA刊)
『核と日本人 ─ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』山本昭宏著(中央公論新社刊)

城山三郎賞とは

戦後経済小説の祖でありながら、歴史小説、戦記小説、随筆などにも筆を揮われ、数多くの名作を遺された城山三郎氏。作中の様々な人物像を通して、組織と個人という問題を始め、人間の在り方を深く追究してこられた城山氏の思想は、文学界のみならず政財界でも高い評価と広い尊敬を集めております。
「城山三郎賞」は、城山氏が貫いた精神を受け継ぎ、小説、評論、ノンフィクションを問わず、いかなる境遇、状況にあっても個として懸命に生きる人物像を描いた作品、あるいはそうした方々が著者である作品を顕彰するために、2014年度から新たに創設したものです。

選考対象

前年の6月1日から翌5月31日までに刊行された、上記のコンセプトに当てはまる日本語で書かれた書籍(小説、評論、ノンフィクションを問いません)を対象とします。

表彰

賞状・記念品ならびに副賞100万円。
授賞作の決定・発表は10月、賞の贈呈式と祝賀会は、12月に角川源義賞、角川財団学芸賞と同時開催いたします。

選考委員※五十音順

魚住昭ノンフィクション作家
片山善博慶應義塾大学教授
斎藤美奈子文芸評論家

受賞者一覧

第1回(平成26年)

『天、共に在り─アフガニスタン三十年の闘い』中村 哲(NHK出版刊)
『教誨師』堀川惠子(講談社刊)

第2回(平成27年)

『ニッポンの裁判』瀬木比呂志(講談社刊)