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角川文化振興財団主催

第3回「城山三郎賞」受賞作決定!!

2016年10月13日(木)、第3回城山三郎賞の選考委員会を、東京・内幸町の富国生命ビル「東京會館レストラン ロッシニ」において行い、下記のとおり2作品の授賞作を決定いたしました。

 

【受賞作品】

『増補版 1★9★3★7(ぞうほばん イクミナ)

辺見 庸/著 河出書房新社/刊 [2016年3月発行]

 

『亡国記(ぼうこくき)

北野 慶/著 現代書館/刊 [2015年8月発行]

 

【受賞者略歴】 

辺見 庸(へんみ よう)氏 

1944年宮城県石巻市生まれ。70年、共同通信社入社。北京特派員、ハノイ支局長、編集委員などを経て96年退社。この間、78年、中国報道で日本新聞協会賞、91年『自動起床装置』で芥川賞、94年『もの食う人びと』で講談社ノンフィクション賞を受賞。他に詩文集『生首』(2011年、中原中也賞)、詩集『眼の海』(12年、高見順賞)、『水の透視画法』『青い花』『霧の犬』など。

 

北野 慶(きたの けい)氏

1954年生まれ。1979年北海道大学文学部哲学科卒業。出版社勤務、韓国語講師等を経て、韓国語翻訳者。著書に『極北のレクイエム』(彩流社)、『コリア=ニッポン新研究』(柘植書房新社)、『のむな、危険! 抗うつ薬・睡眠薬・安定剤・抗精神病薬の罠』(新評論)など。

 

◎城山三郎賞選考委員会は、以下の5作品を選考対象として審議し、授賞作を決定いたしました。(著者50音順) ◎=第1回受賞作
『記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞』門田隆将著(KADOKAWA刊)
『血盟団事件』中島岳志著(文藝春秋刊』
『天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い』中村 哲著(NHK出版刊)
『教誨師』堀川惠子著(講談社刊)
『原発ホワイトアウト』若杉 冽著(講談社刊)
◎第3回城山三郎賞選考委員会は、以下の4作品を選考対象として審議し、授賞作を決定いたしました。 (タイトル50音順)
『真実 私は「捏造記者」ではない』植村 隆著(岩波書店刊)
『増補版 1★9★3★7』辺見 庸著(河出書房新社刊)
『日本会議の研究』菅野 完著(扶桑社刊)
『亡国記』北野 慶著(現代書館刊)

城山三郎賞とは

戦後経済小説の祖でありながら、歴史小説、戦記小説、随筆などにも筆を揮われ、数多くの名作を遺された城山三郎氏。作中の様々な人物像を通して、組織と個人という問題を始め、人間の在り方を深く追究してこられた城山氏の思想は、文学界のみならず政財界でも高い評価と広い尊敬を集めております。
「城山三郎賞」は、城山氏が貫いた精神を受け継ぎ、小説、評論、ノンフィクションを問わず、いかなる境遇、状況にあっても個として懸命に生きる人物像を描いた作品、あるいはそうした方々が著者である作品を顕彰するために、2014年度から新たに創設したものです。

選考対象

前年の6月1日から翌5月31日までに刊行された、上記のコンセプトに当てはまる日本語で書かれた書籍(小説、評論、ノンフィクションを問いません)を対象とします。

表彰

賞状・記念品ならびに副賞100万円。
授賞作の決定・発表は10月、賞の贈呈式と祝賀会は、12月に角川源義賞、角川財団学芸賞と同時開催いたします。

選考委員※五十音順

魚住昭ノンフィクション作家
片山善博慶應義塾大学教授
斎藤美奈子文芸評論家

受賞者一覧

第1回(平成26年)

『天、共に在り─アフガニスタン三十年の闘い』中村 哲(NHK出版刊)
『教誨師』堀川惠子(講談社刊)

第2回(平成27年)

『ニッポンの裁判』瀬木比呂志(講談社刊)

第3回(平成28年)

『増補版 1★9★3★7(イクミナ)』辺見 庸(河出書房新社刊)
『亡国記』北野 慶(現代書館刊)