2021.04.22
顕彰

【決定のお知らせ】第55回蛇笏賞

2021年4月22日
第55回蛇笏賞は、2021年4月22日に角川本社ビル(東京・飯田橋)において選考委員会を行い、下記の受賞作が決定いたしました。
選考委員選評など詳細は、5月25日発売の『俳句』6月号(角川文化振興財団発行;KADOKAWA発売)に掲載予定です。

第55回 蛇笏賞
大石 悦子 氏 句集『百囀(ひゃくてん)』(2020年7月 ふらんす堂刊)


◇表彰
賞状・記念品ならびに副賞100万円

◇選考委員
片山由美子・高野ムツオ・高橋睦郎・長谷川櫂(敬称略/50音順)

◇贈呈式
2021年6月29日(火曜日)開催予定。会場・時間未定。
*詳細決まりましたら、ホームページにてお知らせいたします。

◇受賞者略歴
大石 悦子(おおいし えつこ)
1938(昭和13)年4月3日、京都府舞鶴市生まれ。
俳人協会顧問、日本現代詩歌文学館評議員、日本文藝家協会会員。「鶴」「紫薇」同人。
1954年、作句を始める。「鶴」入会、石田波郷、石塚友二、星野麥丘人に師事。57年、
和歌山大学入学、学生サークル「俳句研究会」に所属し、「天狼」にも一時投句。その後、
子育てのため作句の中断を経ながらも、81年、鶴俳句賞受賞。84年、第30回角川俳句
賞(「遊ぶ子の」50句)。86年、第10回俳人協会新人賞(『群萌』)。91年、後藤綾子の呼
びかけで「あの会」発足に参加。のちに澁谷道の「紫薇」にも参加。2005年、句集『耶々』
にて第5回俳句四季大賞・第1回日本詩歌句大賞受賞。2013年、句集『有情』により第
53回俳人協会賞受賞。2018年、第10回桂信子賞。2021年、第13回小野市詩歌文学賞(『百
囀』)。句集に、『群萌』『聞香』『百花』『耶々』『有情』『百囀』ほか。著書に、『師資相承
―石田波郷と石塚友二』ほか。


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