2021.11.02
顕彰

【決定のお知らせ】第8回 城山三郎賞

このたび、第8回城山三郎賞の選考委員会を、11月1日(月)、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにおいて行い、下記のとおり授賞作を決定いたしました。


第8回 城山三郎賞
平野雄吾氏 『ルポ 入管 ――絶望の外国人収容施設』(筑摩書房、2020年10月刊)


◇選考委員:魚住 昭・片山善博・斎藤美奈子   (敬称略/50音順)
◇表彰は、賞状・記念品・副賞100万円
◇なお、12月21日に予定している贈呈式は、コロナウイルス 感染症対策のため、受賞者と選考委員、関係者のみで執り行います。

【受賞者略歴】
平野雄吾(ひらの ゆうご)氏
1981年、東京都生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了。共同通信記者。前橋、神戸、福島、仙台の各支社局、カイロ支局、特別報道室、外信部を経て、2020年8月、エルサレム支局長。著書に、『労働再審2―越境する労働と〈移民〉』(五十嵐泰正編、共著、大月書店、2010年)、『東日本大震災復興への道―神戸からの提言』(共著、クリエイツかもがわ、2011年)ほか。2019年、第25回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞(「入管収容施設の実態を明らかにする一連の報道」により)。『ルポ 入管』は、2021年、第64回JCJ(日本ジャーナリスト会議)大賞も受賞。

第8回 城山三郎賞 最終候補作品 (著者50音順)
・下山 進氏『アルツハイマー征服 』(KADOKAWA刊)
・平野雄吾氏『ルポ 入管 ――絶望の外国人収容施設』(筑摩書房刊)
・真山 仁氏『ロッキード』(文藝春秋刊)
・三浦英之氏『白い土地 ――ルポ 福島「帰還困難区域」とその周辺』(集英社クリエイティブ刊)


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