2022.07.07
顕彰

第56回 迢空賞・蛇笏賞/第67回 角川俳句賞・角川短歌賞 贈呈式を開催

第56回 迢空賞・蛇笏賞  第67回 角川俳句賞・角川短歌賞 贈呈式を開催
*今年度、第56回蛇笏賞、第67回角川短歌賞 は「該当作なし」
 
公益財団法人角川文化振興財団(名誉会長・角川歴彦)は  2022年7月5日(火)、埼玉県所沢市の「角川武蔵野ミュージアム」において、「第56回迢空賞」及び「第67回角川俳句賞」の贈呈式を行いました。なお、今年度、第56回蛇笏賞、第67回角川短歌賞は「該当作なし」のため、選考委員による選評のみ行いました。

昨年に引き続き、贈呈式はコロナウイルスによる感染拡大防止に配慮して、ご受賞者お二人と各賞の選考委員、及び関係者の計12名出席のもと執り行いました。

受賞作は下記の通りです。

第67回 角川俳句賞 岡田由季氏「優しき腹」(50句)
第67回 角川短歌賞  該当作なし
第56回 迢空賞 大下一真氏 歌集『漆桶(しっつう)』(現代短歌社刊)
第56回 蛇笏賞 該当作なし

式典では、当財団の名誉会長・角川歴彦がご受賞のお二方へ贈賞を行いました。
続いて各賞の選考委員を代表して、角川俳句賞は仁平勝氏、角川短歌賞は松平盟子氏、迢空賞は佐佐木幸綱氏、蛇笏賞は高野ムツオ氏がそれぞれ選評を発表。最後にご受賞の、岡田由季氏、大下一真氏が受賞の喜びを述べられました。

贈呈式の詳細につきましては、近日、当財団の公式サイトにて、動画の公開を予定しておりますので、ぜひご覧ください。

受賞概要

◎第67回角川俳句賞(角川『俳句』2021年11月号にて発表)
岡田由季氏「優しき腹」(50句)
[表彰]賞状・記念品、ならびに副賞30万円
[選考委員]小澤 實・岸本尚毅・仁平 勝・正木ゆう子(敬称略/50音順)

◎第67回角川短歌賞(角川『短歌』2021年11月号にて発表)
 該当作なし
[選考委員]坂井修一・俵万智・松平盟子・藪内亮輔(敬称略/50音順)

*「角川俳句賞」「角川短歌賞」とは
 1955年に、俳壇・歌壇の新人登竜門として創設。短歌・俳句に志を持つ人々の目標とされ続けている。

◎第56回迢空賞(選考会2022年4月18日開催)
 大下一真(おおした いっしん)氏 歌集『漆桶(しっつう)』(現代短歌社刊)
[表彰] 賞状・記念品、ならびに副賞100万円
[選考委員]佐佐木幸綱・高野公彦・永田和宏・馬場あき子(敬称略/50音順)

◎第56回蛇笏賞(選考会2022年4月20日開催)
 該当作なし
[選考委員]高野ムツオ・高橋睦郎・中村和弘・正木ゆう子(敬称略/50音順)

*「迢空賞」「蛇笏賞」とは
 歌人・釈迢空(折口信夫)、俳人・飯田蛇笏両氏の遺徳を敬慕して1967年に創設。短歌・俳句界に最高の業績を示した歌集・句集に贈られる。


第56回迢空賞受賞の大下一真氏(前列中央)と迢空賞選考委員の馬場あき子、佐佐木幸綱、高野公彦諸氏と角川歴彦名誉会長(永田和宏選考委員は欠席)


第67回角川俳句賞の岡田由季氏(前列左)と角川俳句賞選考委員の仁平勝氏と岸本尚毅氏、角川歴彦名誉会長(小澤實、正木ゆう子選考委員は欠席)


第56回迢空賞 大下一真(おおした いっしん)氏 歌集 『漆桶(しっつう)』(現代短歌社刊)第56回蛇笏賞 該当作なし


第67回角川俳句賞 岡田由季(おかだ ゆき)氏 「優しき腹」(50句)第67回角川短歌賞 該当作なし


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