記憶の劇場 チェッコ・ボナノッテ自伝
イタリアを代表する彫刻家、チェッコ・ボナノッテの深層に迫る自伝
「芸術家の創造の能力とは、見えないものの無限の世界を〈もの〉へと変える能力、思想をかたちに翻訳する能力、しるしを浮かび上がらせる能力であると思う。わたしの場合、そのすべては彫刻だった」
「時間と空間という〈究極的〉本質の問題は、芸術家とその作品に示された人間の想像力を介して、時空の内に翻訳されなくてはならない。」
「禅の庭を前にしてわたしはレオパルディの詩「無限」を思い出した。あまりにもしばしば人が見失うあの均衡は、ここでは自然なことのようだった。」
「KAZEN CECCO BONANOTTE MUSEUM のなかで、人間の憧憬から生まれる幻影と限界と不完全のすべて、ひとつの人生の「記憶の劇場」が繰り広げられる。」
――チェッコ・ボナノッテ
ローマと東京を行き来して創作を続ける「造形の詩人」の生涯の旅路が、いま初めて明かされる。